Division of Clinical Epidemiology, The Jikei University School of Medicine
研究
Research
研究領域
疫学研究に加え、ヘルスサービス研究、行動科学研究、社会疫学研究など、幅広い領域に取り組んでいます。
特に医療の最前線であるにもかかわらず、エビデンスが不足しているプライマリ・ケア、総合診療/家庭医療領域のエビデンス構築は、当教室のメインテーマです。
主な研究課題
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在宅医療に関する研究
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多疾患併存状態 (Multimorbidity)に関する研究
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患者複雑性に関する研究
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プライマリ・ケア機能(かかりつけ医機能)やPatient Experience (PX)など医療の質に関する研究
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LGBTなど健康の社会的決定要因 (SDH)に関する研究
2024年度業績
概要:NDBオープンデータを使い、COVID-19パンデミックによる在宅医療サービス利用の変化を分割時系列解析で分析し、往診とターミナルケア(終末期医療)、看取り(在宅での死亡)が急増していたことを明らかにしました。 本研究の結果は、医療政策上における在宅医療の重要性を再評価し、将来の感染症流行に備えた在宅医療需要の予測や医療資源の配分を再検討するための基礎資料となるものです。
概要:日本プライマリ・ケア連合学会のプライマリ・ケア認定医と家庭医療専門医のうち,診療所の管理者を務めている医師を対象に,患者安全管理体制に関するオンライン調査を実施しました.医療の安全を確保するための指針,院内感染対策に関する指針,医薬品の安全使用のための手順書,医療機器に係る安全確保の手順書を作成していたのは,それぞれ53.0%,73.2%,38.8%,32.8%でした.また過去1年間のインシデント・アクシデントレポートが10件未満だったのは64.5%であり,その内訳として多かったのは処方エラー,ワクチン誤接種,転倒,針刺しでした.本研究で明らかになった課題をもとに,診療所の患者安全向上に資する教育プログラムや評価・ 改善ツールの開発が求められます.
概要:臨床文脈での曖昧さ耐性とバーンアウト/ワーク・エンゲージメントとの関連を検証した研究です。曖昧さ耐性とバーンアウトとの負の関連、曖昧さ耐性とワーク・エンゲージメントとの正の関連が認められました。
概要:この論文は、日本の都市部のプライマリーケア診療所における緊急紹介について調査した後ろ向きコホート研究です。緊急紹介率は1,000件の受診につき3.38件で、それらうち64.7%が入院となりました。入院群では非入院群と比べて高齢者や認知症患者が多く、最も多い受診理由と診断はそれぞれ発熱と肺炎でした。この研究は、プライマリーケア診療所から緊急紹介となった患者の特徴や受診理由、診断を明らかにし、今後のプライマリーケアの質向上に役立つベンチマークとなる基礎データ(緊急紹介率とその後の入院率)を提供しました。今後同様の調査・研究を行って本研究結果と比較することで、緊急紹介率とその後の入院率のばらつきが評価でき、緊急紹介に関わる診療の質改善につながることが期待されます。
概要:日本初の黄斑ジストロフィーの全国調査を実施し、患者数を推計した研究です。主に大学病院などの専門医が所属する施設で黄斑ジストロフィーの診断が行われている実態や、黄斑ジストロフィーの病型ごとの推計患者数も明らかになりました。
2023年度業績
概要:本研究では、レビー小体病理が3つの心筋灌流領域のうち1つの領域にのみ現れる可能性があり、1つの心筋灌流領域のみしかサンプリングをしない場合、心臓神経叢内のレビー小体病理の出現を少なく見積もる可能性があることが示唆されました。
概要:医療従事者がLGBTの患者を診療する際の臨床技能を測定する尺度「日本語版LGBT-DOCSS」を開発しました。 LGBTの人々はメンタルヘルスの問題をはじめ様々な健康問題を抱えやすい傾向にあることから性の多様性に配慮した医療の重要性が強調されていますが、日本では医療従事者への性の多様性に関する教育が不十分であるとされています。今回開発した尺度はLGBTの患者をケアする上での医療従事者の自己評価や、効果的な教育カリキュラムの開発などに役立つものと期待されます。
概要:全国的なコホート研究を実施し、調査開始時点でかかりつけ医を持つ住民をコロナ禍の 1 年間追跡しました。その結果、約 2 割でかかりつけ医として相談できる医師がいなくなったか、かかりつけ医の自発的な変更があったことが明らかになりました。また、かかりつけ医の喪失や変更は、高いプライマリ・ケア機能(≒かかりつけ医機能)を発揮する医師を持つ人ほど少ないことも明らかになりました。本研究の結果から、かかりつけ医の定着・普及のためには、国民に向けた啓発や情報提供に加え、かかりつけ医側の機能強化の取り組みが重要であることが示唆されました。
概要:高齢透析患者と医療者を対象に、Advance Care Planning (ACP)実施の現状と、話し合い開始のタイミングを検証した多施設研究です。透析患者と医療者の大多数が透析開始時または開始前のACP開始を支持していましたが、現実には、医療者と将来のケアについて話し合った患者の割合はわずかでした。
概要:全国住民調査によって、COVID-19拡大後のかかりつけ医の有無や属性と関連する臨床的・社会的要因を探索した研究です。主な結果では、PC医を持っていない住民の特徴として、社会的孤立状態にあること、ヘルスリテラシーが低いことが同定され、PC医を持つ上での社会的格差が存在する可能性が示唆されました。
概要:臨床文脈での曖昧さ耐性尺度(J-TAMSAD scale)を用いて共感との関連を検証した多施設共同研究です。解析の結果、曖昧さ耐性と共感には明確な傾向が同定されませんでしたが、(医学生、研修医・専攻医の両方において)曖昧さ耐性尺度の第4因子である‘tolerance for things that are not black or white in medicine’と共感との間に有意な関連が見られました。
概要:スコーピングレビューを行った結果、early antibiotic treatment failure (EATF)の定義に必要な要素として、死亡、バイタルサイン、発熱、症状、追加治療が抽出されました。
概要:低レベルの9-cis-β-カロテンを含む藻類カプセルの経口投与は、RDH5関連白点状眼底患者における網膜電図振幅に悪影響を及ぼす可能性があることが示唆されました。
概要:システマティックレビュー/メタアナリシスを実施し、心理社会的介入を行うアプリが産後うつ病の予防に有効かどうかを評価しました。16件の研究が組み入れられ、アプリはEPDS(エジンバラ産後うつ病質問票)スコアを改善し、産後うつ病の予防に役立つ可能性があることが示されました。
概要:本研究では、日本の離島のプライマリ・ケアセッティングにおける、患者複雑性と医療費の関連を明らかにしました。また、複雑性が最も高い患者群においては、医療費が相対的に低い傾向にあることも明らかとなりました。本研究の結果は、プライマリ・ケアセッティングにおいて、医療費が医療機関の提供するサービスの価値を正確に反映していない可能性を示唆しています。
概要:本学脳神経外科との共同研究です。血腫容積解析を必要としない片側慢性硬膜下血腫の再発予測モデルを開発し、その性能を検証しました。
2022年度業績
概要:全国前向きコホート研究を実施し、パンデミック下におけるプライマリ・ケア機能(近接性、継続性、協調性、包括性、地域志向性)と入院リスクとの関連を世界で初めて検証しました。プライマリ・ケア機能は用量依存的にコロナ禍での入院リスク低下と関連することが明らかになりました。。プライマリ・ケアの強化によって、パンデミックにおける健康状態悪化の予防だけでなく、入院医療にかかる負荷の軽減や医療費の削減も期待できます。
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Kaneko H, Hanamoto A, Yamamoto-Kataoka S, Kataoka Y, Aoki T, Shirai K, Iso H. Evaluation of Complexity Measurement Tools for Correlations with Health-Related Outcomes, Health Care Costs and Impacts on Healthcare Providers: A Scoping Review. Int J Environ Res Public Health. 2022;19(23):16113.
概要:患者複雑性を評価する既存の尺度をまとめ、健康関連アウトカム・医療費との関連や医療者への影響についての報告はまだ少ないことを報告しました。今後の研究が期待されます。
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青木拓也. Patient Experience(PX)評価の意義と展望. 医療の質・安全学会誌. 2022;17(4):393-398.
概要:近年国際的に重要な医療の質指標に位置付けられている Patient Experience(PX)の評価の意義と歴史、国内外での研究成果、課題と展望について解説しました。
概要:日本医療福祉生活協同組合連合会家庭医療学開発センターPractice-based research network(運営委員長 渡邉隆将)と共同で、在宅療養患者の追跡調査を行い、在宅療養を開始してから在宅で亡くなられる累積発生率を経時的に記述し、また在宅死に、在宅以外で亡くなられる場合と比べて、どのような要因が関わっているかを明らかにしました。
概要:急性期病院の入院患者に対して、菌血症の診断に医師の予測が有用かどうかを評価し、菌血症予測モデルとその特性を比較検討した研究です。医師の予測は、安全ではあるが効率性が低く、予測モデルは、血液培養の過剰使用を減らすのに役立つ可能性があることが分かりました。
概要:沖縄県宮古郡多良間村で実施した横断研究です。診療録から直接取得した患者データを用いて、multimorbidityおよびcomplex multimorbidityの有病率を明らかにし、それらに関連する因子を同定しました。その結果、multimorbidityの有病率とそれが年齢とともに上昇する傾向は、日本における過去の報告と同様でした。また、multimorbidtyは年齢と、complex multimorbidityは年齢、失業、問題飲酒がないことと関連していました。
概要:本論文では、COVID-19禍における孤独感と問題飲酒への変化について論じています。2021年2月と2022年2月に実施された日本における全国インターネット調査の縦断データを用いて、2021年時点での高い孤独感を感じていた人が、2021年から2022年においてハイリスク飲酒に変化かしたかどうかを評価しました。アルコール依存症のスクリーニングテスト(AUDIT)のスコアを用いてハイリスク飲酒を同定しました。高い孤独感を感じていた人は、孤独感感じていないまたは低い人と比べ、AUDITスコアにおけるハイリスク飲酒(スコア15点以上)になることと有意に関連しました。本研究では、長期化する新型コロナウイルス感染症の影響によって対人交流が制限されたり、飲食店での酒類提供が制限されたりする中で、孤独感がハイリスク飲酒の要因になるかどうかについて、明らかにしました。
概要:Patient Care Ownership (PCO)は、医師が患者について知り、管理し、その関係形成に感情的に注ぎこむ結果発展する、認知・感情状態を意味します。本研究では、計25病院の研修医・専攻医を対象に調査を実施し、PCOと様々な個人因子・環境因子との関連について検討しました。その結果、卒後学年および職場の学習環境レベルとPCOとの関連が認められました。
概要:国民生活基礎調査のデータを利用した横断研究を実施し、日本の高齢者のMultimorbidityパターンとして①変性疾患(耳、眼、筋骨格)/精神、②癌/消化器/泌尿器/血液、③心血管/代謝を同定しました。不良な主観的健康感との関連が強いパターンは、上記の①と②でした。
概要:患者の視点から医師のプロフェッショナリズムを評価する尺度の日本語版を開発し、その信頼性・妥当性を検証しました。
概要:混合研究法を用いて障がい者の患者経験を調査した研究です。障がい者が持つプライマリ・ケア医の継続性、包括性、地域志向性に関する患者経験は、非障がい者と比べて不良であることが示されました。質的分析の結果、障がいに精通した医療者の不足、日本の医療制度の特徴である一定年齢での保険移行など、障がいに関する独自の課題も浮かび上がりました。
概要:本研究では、患者複雑性の評価ツールであるPatient Centred Assessment Method(オリジナル英語版)の構造的妥当性と内部一貫性を検討しました。
概要:COVID-19パンデミック後に度々メディアで報道され、日本の医療政策において課題になっている「発熱時にかかりつけ医が診てくれない」事案に関する研究です。かかりつけ医を持っている住民の19.7%において、発熱時のかかりつけ医へのアクセス制限を認めました。
概要:本論文は、COVID-19緊急事態宣言の自宅待機方針に対して、問題飲酒者が居酒屋/バーでの外食、出会い、人混みへの外出などの高リスク行動と関連するかどうかについて論じています。CAGE(アルコール依存症スクリーニングテストの1つ)によって問題飲酒が疑われる者と2020年4月から5月の第1回COVID-19緊急宣言の下における18種類の行動を評価しました。その結果、問題飲酒者は軽度またはリスクのない飲酒者に比べ、外食、友人訪問、カラオケに行くなどのコロナ禍における自宅待機政策に反した行動をとる傾向があることがわかりました。
概要:日本の全医学部・医科大学を対象としてLGBTに関する医学教育についての実態調査を実施しました。日本におけるLGBTに関する医学教育の詳細を、米国・カナダの先行研究 (2009~2010年に実施)と直接比較することは日本で初の試みであり、その結果、日本ではLGBTに関する教育が圧倒的に不足していることが明らかとなりました。
概要:2019年に米国で発表されたプライマリ・ケア質評価尺度PCPCMの日本版を開発しました。先行研究の結果に当てはめると日本のPCPCM得点はOECD加盟35か国中28位であり、継続性・家族や地域の状況を考慮したケアの得点が低い傾向でした。
概要:これまで十分な検証が行われていなかった、かかりつけ医のプライマリ・ケア機能と予防医療の質指標との関連を日本で初めて検証し、かかりつけ医を持つ住民は予防医療の実施割合が高く、その中でもプライマリ・ケア機能が高いかかりつけ医を持つ住民ほど、良質な予防医療を受けていることを明らかにしました。
概要:日本の一般住民を対象とした全国調査を実施し、Ecology of Medical Care モデルを用いて、COVID-19拡大後の住民の受療行動を明らかにした研究です。新たな健康問題に対する受療行動として、OTC薬使用、診療所受診、一般病院外来受診が、COVID-19拡大後では大幅に減少していることが明らかになりました。特に65歳以上の高齢者において、診療所と一般病院外来受診の減少が顕著でした。
概要:日本の代表的な一般住民を対象として、ヘルスリテラシーとマルチモビディティ(多疾患併存状態)との関連について研究を実施しました。基礎的なヘルスリテラシー(主に情報の入手)と応用的ヘルスリテラシー(主に情報の利用)を評価したところ、基礎的なヘルスリテラシーが高い程マルチモビディティの頻度が減少することが明らかになりました。
概要:Complex Multimorbidityの患者を対象とした多施設共同研究を実施し、診療所のプライマリ・ケアと病院のプライマリ・ケアを比較した研究です。交絡因子を調整した多変量解析の結果、診療所プライマリ・ケアは病院プライマリ・ケアと比較し、患者の主観的健康感が良好で、ポリファーマシーが少なく、協調性と地域志向性のPXが高いという結果でした。病院のプライマリ・ケア外来でも、診療所のような小規模で連携が密な多職種チームを構築することが、Complex Multimorbidityのケアの質向上に繋がる可能性があります。
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Satake S, Sugiyama Y, Mutai R, Iwata H, Matsushima M, Kimura N. Effect of favorite music on heart rate variability regardless of aging. Jikeikai Med J. 2022;69(3):43–54.
2021年度業績
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Nakano Y, Kagawa Y, Shimoyama Y, Yamagami T, Nomura K, Wakabayashi H, Sugiyama Y, Kobayashi T. Outcome of appendicular or scapular osteosarcoma treated by limb amputation in cats: a retrospective cohort study of 67 cases (1997–2018). J Am Vet Med Assoc. 2021;260(S1):S24-8.
概要:後ろ向きコホート研究を実施し、67例の猫における四肢もしくは肩甲骨の骨肉腫の患肢断脚後の転移率、生存期間、予後因子を評価しました。患肢断脚後、約40%の猫に遠隔転移が起こり、特に上腕骨発生の骨肉腫では遠隔転移と有意な関連が見られました。年齢および腫瘍発生部位は生存期間と有意な関連はみられませんでした。これまで複数の論文で猫の骨肉腫は患肢断脚のみで予後良好と報告されていましたが、今回の研究結果から患肢断脚後も遠隔転移に注意したフォローアップが必要であり、術後化学療法を考慮するべきであると考えられました。
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Murakami M, Aoki T, Sugiyama Y, Takeuchi M, Yui T, Koyama M, Ichikawa Y, Yanagisawa K, Furuhata S, Ikezoe M, Ota T, Matsushima M. Association between the transtheoretical model approach and sustained intradialytic pedaling exercise: a retrospective cohort study. Medicine (Baltimore). 2021;100(42):e27406.
概要:透析中の運動の効果は多数報告されているが、その動機付けは容易ではない。透析室スタッフの勧めにもかかわらず透析中にエルゴメーターを用いた運動をしなかった外来透析患者を対象に、透析室の多職種チームでTranstheoretical modelを用いて透析中の運動を促した。通常の促しと比較して、行動変容モデルに基づく多職種チームアプローチは継続的な透析中の運動と有意に関連した(調整リスク比 9.23 [95%信頼区間 2.13-40.00])。
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Aoki T, Fukuhara S, Fujinuma Y, Yamamoto Y. Effect of Multimorbidity Patterns on the Decline in Health-Related Quality of Life: A Nationwide Prospective Cohort Study in Japan. BMJ Open. 2021;11:e047812.
概要:マルチモビディティに関する日本初の全国前向きコホート研究を実施し、マルチモビディティ・パターンと健康関連QOLとの関連について報告しました。5つの疾患パターンのうち、心血管代謝疾患パターンが、健康関連QOL低下と最も関連していました。本研究の結果は、マルチモビディティの中でも特に健康リスクが高い患者の同定に役立つ可能性があります。
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Sugiyama Y, Yoshimoto H, Iwabuchi K, Matsushima M. A regionally specific drinking custom ‘Otōri’ and its association with alcohol consumption/alcohol use disorders: a cross-sectional study. BMJ Open 2021;11:e041738.
概要:沖縄県宮古郡多良間村で実施した横断研究です。沖縄県宮古島地方の特有の飲酒習慣である「オトーリ」とその参加者の特徴に加え、Alcohol Use Disorders Identification Test(AUDIT)で測定したアルコール消費・アルコール使用障害と「オトーリ」への参加頻度との関連性を調査しました。
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Katayama K, Nishizaki Y, Shinozaki T, Saitoh Y, Yano T, Aoki T, Noguchi M, Tokuda Y. The Impact of Autopsy Participation on Clinical Residency. J Gen Fam Med 2021 May 3. [Epub ahead of print]
概要:初期臨床医の剖検への参加実態と、剖検参加と基本的臨床能力評価試験(GM-ITE)スコアとの関連を調査しました。
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Aoki T, Taguchi K, Hama E. Development and psychometric properties of the Japanese Consumer Assessment of Healthcare Providers and Systems Clinician & Group Survey (CG-CAHPS). PLoS One. 2021;16(4):e0250843.
概要:外来患者を対象とする汎用的PX (Patient Experience)尺度であるCG-CAHPS日本語版を開発し、多施設調査によって、その計量心理学的特性を検証しました。CG-CAHPS日本語版の詳細はPatient Experience.netで公開しています。
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Kaneko M*, Watanabe T*, Fujinuma Y, Yokobayashi K, Matsushima M*. Overall mortality in older people receiving physician-led home visits: a multicentre prospective study in Japan. Fam Pract. 2021 Apr 16. [Epub ahead of print] 【*equally contributed】
概要:当研究部と日本医療福祉生協連 家庭医療学開発センター(CFMD)が共同で実施した在宅療養患者の前向きコホート研究(EMPOWER Japan Study)の第一報論文です。日本で医師主導の在宅医療訪問を受けている患者の予後と危険因子を丹念に追跡調査し、関連性を明らかにしました。
・Ichikawa H*, Sugiyama Y*, Mutai R*, Yamada T, Wakabayashi H, Nakano Y, Yoshida S, Hayashi T, Murayama S, Matsushima M. Self-interruption of Helicobacter pylori eradication therapy and its associated risk factors. Jikeikai Med J. 2021;68(2):33-43. 【*equally contributed】
・Horiguchi R, Mutai R, Gomi M, Sugiyama Y, Iwata H, Satake S, Satoi Y, Iwabuchi K, Hayashi D, Nakano T, Matsushima M. Development of the Adapted Physician Centrality Scale: a cross-sectional study in Japan. Jikeikai Med J. 2021;68(4):91-100.
2020年度業績
概要:禁煙治療プログラム中のPatient Enablement Instrument(PEIスコア)がどのように変化し、PEIスコアが短期および長期の禁煙に与える影響を前向きコホート研究で明らかにしました。患者のenablementは禁煙プログラム中に経時的に増加し、初回PEIと最終PEIスコアは24週後の禁煙の有意な予測因子でした。
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Ogawa T, Hayashi H, Kishimoto T, Mashimo S, Kusumoto Y, Nakamura K, Aoki T, Moross J, Kristensen MT, Ishibashi H. Translation, inter-rater reliability, agreement, and internal consistency of the Japanese version of the cumulated ambulation score. Prog Rehabil Med 2020 Dec 2. [Epub ahead of print]
概要:Harvard大学 小川医師らと共同で、短時間で患者の移動能力を評価可能なCumulated Ambulation Score (CAS)日本語版を開発し、その信頼性を検証しました。
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Mutai R, Sugiyama Y, Yoshida S, Horiguchi R, Watanabe T, Kaneko M, Tominaga T, Hayashi D, Matsushima M. Development and validation of a Japanese version of the Patient Centred Assessment Method and its user guide: a cross-sectional study. BMJ Open 2020;10:e037282.
概要:患者複雑性を評価するPatient Centered Assessment Method (PCAM)の日本語版と評価実施のためのユーザーガイドを作成し、信頼性・妥当性を検証した研究です。このツールは生物心理社会的な視点から患者のニーズを評価し、より幅広いサービスへの紹介を可能にすると考えられます。
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Aoki T, Yamamoto Y, Nakata T. Translation, adaptation and validation of the Hospital Consumer Assessment of Healthcare Providers and Systems (HCAHPS) for use in Japan: a multicentre cross-sectional study. BMJ Open 2020;10:e040240.
概要:米国AHRQおよびCMSの承認の上、日本ホスピタルアライアンスと共同でHCAHPS日本語版を開発し、全国48病院でのサーベイデータをもとに、その計量心理学的特性を検証しました。本尺度は、日本の入院患者におけるPX (Patient Experience)評価とそれに基づく医療の質向上に有用と考えられます。HCAHPS日本語版の詳細はPatient Experience.netで公開しています。
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Kaneko M, Aoki T【equally contributed】, Goto R, Ozone S, Haruta J. Better Patient Experience is Associated with Better Vaccine Uptake in Older Adults: Multicenterd Cross-sectional Study. J Gen Intern Med 2020 Sept 16. [Epub ahead of print].
概要:全国多施設研究のデータを用い、65歳以上の高齢者を対象として、プライマリ・ケアの質指標の一つであるJapanese version of Primary Care Assessment Tool (JPCAT)とインフルエンザ及び肺炎球菌ワクチン接種との関連を報告しました。
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Aoki T, Watanuki S. Multimorbidity and patient-reported diagnostic errors in the primary care setting: multicentre cross-sectional study in Japan. BMJ Open 2020;10:e039040.
概要:日本のプライマリ・ケア・セッティングで初めて、患者が報告する診断エラーを多施設で調査し、Multimorbidityと診断エラーとの関連を報告した研究です。
国外の同様調査と比較し、診断エラーの報告頻度は少なく、その原因として、ヘルスケアシステムの違い、診断エラーという概念の文化差などが仮説として挙げられました。
また国際的にもMultimorbidityと診断エラー(診断を限定しない)との関連を報告した初めての論文です。
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Sugiyama Y, Matsushima M, Yoshimoto H. Association between alcohol consumption/alcohol use disorders and patient complexity: a cross-sectional study. BMJ Open 2020;10:e034665.
概要:単施設で実施した横断研究です。Alcohol Use Disorders Identification Test(AUDIT)によって測定されたアルコール消費・アルコール使用障害が「依存の可能性が高い」に分類された群と、Patient Centered Assessment Method(PCAM)によってスコア化された患者複雑性が関連していることを示しました。
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Iwata H, Matsushima M, Watanabe T, Sugiyama Y, Yokobayashi K, Son D, Satoi Y, Yoshida E, Satake S, Hinata Y, Fujinuma Y. The need for home care physicians in Japan – 2020 to 2060. BMC Health Serv Res 2020;20(1):752.
概要:将来の日本に必要な在宅医の数を予測した研究です。
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Aoki T, Fukuhara S. Associations of Types of Primary Care Facilities with Adult Vaccination and Cancer Screening in Japan. Int J Qual Health Care 2020 May 20. [Epub ahead of print].
概要:全国多施設研究のデータを用い、診療所がプライマリ・ケア医(Usual Source of Care)の患者と、中小病院がプライマリ・ケア医の患者を比較した結果、後者で予防医療(インフルエンザワクチン、肺炎球菌ワクチン、大腸癌検診)の実施が少ないことを報告しました。乳癌検診と子宮癌検診には有意差はありませんでした。病院プライマリ・ケアにおける予防医療強化の必要性が示唆されました。
〜2019年度業績
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Sato T, Sato S, Yamagami H, Komatsu T, Mizoguchi T, Yoshimoto T, Takagi M, Ihara M, Koga M, Iwata H, Matsushima M, Toyoda K, Iguchi Y. D-dimer level and outcome of minor ischemic stroke with large vessel occlusion. J Neurol Sci 2020 Mar 31; 413: 116814. [Epub ahead of print]
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Hayashi T, Matsushima M, Wakabayashi H, Bito S. Association between delivery methods for enteral nutrition and physical status among older adults. BMC Nutr 2020 Jan 14; 6:2. doi: 10.1186/s40795-019-0318-3. eCollection 2020.
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Seki M, Fujinuma Y, Matsushima M, Joki T, Okonogi H, Miura Y, Ohno I. How a problem-based learning approach could help Japanese primary care physicians: a qualitative study.Int J Med Educ 2019 Dec 26; 10: 232-240.
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Kaneko M, Van Boven K, Takayanagi H, Kusaba T, Yamada T, Matsushima M. Multicentre descriptive cross-sectional study of Japanese home visit patients: reasons for encounter, health problems and multimorbidity. Fam Pract 2019 Oct 5. pii: cmz056. doi: 10.1093/fampra/cmz056. [Epub ahead of print]
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Yodoshi T, Matsushima M, Taniguchi T, Kinjo S. Utility of point-of-care Gram stain by physicians for urinary tract infection in children ≤36 months. Medicine (Baltimore) 2019 Apr; 98(14): e15101. doi: 10.1097/MD.0000000000015101.
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Yoshida S, Matsushima M, Wakabayashi H, Mutai R, Sugiyama Y, Yodoshi T, Horiguchi R, Watanabe T, Fujinuma Y. Correlation of patient complexity with the burden for health-related professions, and differences in the burden between the professions at a Japanese regional hospital: a prospective cohort study. BMJ Open 2019 Feb 21; 9(2): e025176. doi: 10.1136/bmjopen-2018-025176.
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Nakano Y, Matsushima M, Nakamori A, Hiroma J, Matsuo E, Wakabayashi H, Yoshida S, Ichikawa H, Kaneko M, Mutai R, Sugiyama Y, Yoshida E, Kobayashi T. Depression and anxiety in pet owners after a diagnosis of cancer in their pets: a cross-sectional study in Japan. BMJ Open 2019 Feb 19; 9(2): e024512. doi: 10.1136/bmjopen-2018-024512.
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Komatsu T, Iguchi Y, Arai A, Sakuta K, Sakai K, Terasawa Y, Mitsumura H, Matsushima M. Large but Nonstenotic Carotid Artery Plaque in Patients With a History of Embolic Stroke of Undetermined Source. Stroke 2018 Dec; 49(12): 3054-3056. doi: 10.1161/STROKEAHA.118.022986.
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Hayashi T, Matsushima M, Bito S, Kanazawa N, Inoue N, Luthe SK, Wee CC. Predictors Associated with Survival Among Elderly In-Patients Who Receive Cardiopulmonary Resuscitation in Japan: An Observational Cohort Study. J Gen Intern Med 2019 Feb; 34(2): 206-210. doi: 10.1007/s11606-018-4747-5. Epub 2018 Nov 27.
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Okonogi H, Kawamura T, Joh K, Koike K, Miyazaki Y, Ogura M, Tsuboi N, Hirano K, Matsushima M, Yokoo T, Horikoshi S, Suzuki Y, Yasuda T, Shirai S, Shibata T, Hattori M, Akioka Y, Katafuchi R, Hashiguchi A, Hisano S, Shimizu A, Kimura K, Maruyama S, Matsuo S, Tomino Y; Special IgA Nephropathy Study Group. A grading system that predicts the risk of dialysis induction in IgA nephropathy patients based on the combination of the clinical and histological severity. Clin Exp Nephrol 2019 Jan; 23(1): 16-25. doi: 10.1007/s10157-018-1657-0. Epub 2018 Oct 26. Review..
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Kaneko M, Motomura K, Mori H, Ohta R, Matsuzawa H, Shimabukuro A, Matsushima M. Gatekeeping function of primary care physicians under Japan's free-access system: a prospective open cohort study involving 14 isolated islands. Fam Pract 2019 Jul 31; 36(4): 452-459. doi: 10.1093/fampra/cmy084.
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Wakabayashi H, Matsushima M, Momosaki R, Yoshida S, Mutai R, Yodoshi T, Murayama S, Hayashi T, Horiguchi R, Ichikawa H. The effects of resistance training of swallowing muscles on dysphagia in older people: A cluster, randomized, controlled trial. Nutrition 2018 Apr; 48:111-116. doi: 10.1016/j.nut.2017.11.009. Epub 2017 Nov 2.
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Hirayama Y, Otani T, Matsushima M . Japanese citizens' attitude toward end-of-life care and advance directives: A qualitative study for members of medical cooperatives. J Gen Fam Med 2017 Jul 26; 18(6): 378-385. doi: 10.1002/jgf2.100. eCollection 2017 Dec.
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